2016年12月の記事一覧
地域との連携について-その5(H28.12.12-15)
今回の地域との連携は、第3学年・家庭科における保育に関する単元での内容です。
鴻巣中学校の周囲には、幼稚園・小学校・高等学校そして児童館や公民館などの施設等が集中しています。その利点を活用して、鴻巣幼稚園さまのご協力をいただき、3年生全員が、3日間に分かれて、園児と交流をしました。
昨年度に続き、中学生一人一人が作った「ジグソーパズル」を持参しての活動です。中学生にとっても、年中・年長の園児に「遊び方やヒントをわかりやすく説明する」ことは、難しいようで、苦戦している場面もありました。幼稚園の先生方にとっても、「卒園した子どもたちの成長した姿を見られる貴重な機会だ」とのことで、校長としても、園児と生徒の笑顔にたくさん接して、うれしい時間でした。
幼稚園の関係者の皆様方、本当にありがとうございます。
なかよし発表会(H28.12,2)
市内18の小・中学校に設置されている特別支援学級で学ぶ児童・生徒の皆さんとそのご家族の方々が本校に集まりました。
ご来賓の鴻巣市教育委員会・教育長様や関係小・中学校の校長先生方も、寒い体育館でしたが、最後まで児童・生徒の演技を参観され、盛んに拍手を送っていました。
当日の演技は、ヒップホップのダンスや劇、和太鼓演奏などがあり、特に小学生の英語劇には、「オー」という歓声がひと際高く上がっていました。中学生は、合奏や合唱が多く、少し大人の雰囲気を出していました。
本校も、川里中学校の生徒と一緒に事前に練習を繰り返して、本番に臨みました。
他校の児童・生徒の演技のすばらしさに感心し、時には笑うなど交流を深めながら、ステージに上がる際の緊張感、そして演技を終えた満足感・達成感を味わった時間でした。
前日の準備や当日の運営に、寒い中でも汗を流していただいた市教育研究会・特別支援教育研究部の皆様、ありがとうございました。
学習(書初め)の様子を紹介(H28.12~)
12月に入り、恒例となった「書き初め」の授業が始まりました。教室に入ると、墨汁のにおいを感じますが、授業から離れている私(校長)にとっては、何となくほっとする気もします。
「書き初め」は「吉書」とも言われ、恵方(その年の縁起が良いと言われる方角)に向かって、めでたい言葉や詩歌を書いたのが始まりと言われています。
21世紀になった現在でも、脈々と続く伝統的な行事ではあります。が、大部分の生徒たちは、中学校を卒業してから「書き初め」を書くことはないのだろうと思います。
その意味でも、丁寧に、真剣に取り組んでほしいと考えています。