３学年では、総合的な学習の時間を活用し、福祉について学ぶ学習を進めています。鴻巣市社会福祉協議会と連携を図り１１月１５日（水）に福祉に関する講義を受けた後、１１月２８日（火）から福祉体験を行っています。講師の方を招き、手話やサウンドテーブルテニス、高齢者疑似体験などに取り組んでいます。これらの体験を通して、より一層、福祉に関する理解を深めることができるものと考えています。

１１月１７日（金）に本校で平成２８・２９年度鴻巣市教育委員会・鴻巣市教育研究会委嘱による研究発表会を開催いたしました。「生徒一人一人が居がい・やりがいのある集団づくりを目指して」を研究主題とし、２年間にわたり、研究実践に取り組んできました。当日は、全クラス（１９クラス）で道徳と学級活動の授業を公開し、市内外から６０名を超える参観者を迎え、盛大に研究発表を行うことができました。全体会の後は、玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授の常見昌弘氏に道徳の教科化に向けて貴重なご講演をしていただきました。関係の皆様からご指導いただいた内容を今後の教育活動に反映してまいりたいと思います。

本日、本校体育館で、２学年ＰＴＡ主催による「スクラム講演会」を行いました。「彩の国　教育の日」に実施でき、学校・家庭・地域の連携を深めることができました。講師は、浦和レッドダイアモンズ・ハートフルクラブキャプテンの落合　弘先生でした。選手としても指導者としても活躍され、２０１０年には日本サッカー殿堂入りを果たされている方で、現在はサッカーを通じて、心を育むことをテーマに、多くの方々との出会い、ふれあいを大切に、日々活動をされております。講演会の演題は「守・破・離」でした。中学生は「守」の段階であり、基礎基本を徹底的に身に付け、しっかりとした土台をつくることの重要性についてお話をいただいた他、今取り組んでいることを一生懸命にコツコツとやること、楽しむこと、思いやりをもつことなどについて、わかりやすく講演していただきました。生徒たちにとって、心の教育につながる貴重な機会となりました。